初めて犬を飼ったけど、しつけの仕方が分らない。
頑張っているのにどうもうまくいかない。
しついえ基本「おすわり・待て」が出来るようになれば、もっと愛犬との時間が楽しいものになります。
ぜひマスターしたいものです。
今回は、基本的なしつけ「おすわり・待て」の具体的な教え方をご紹介します。
犬のしつけの基本: おすわり・待ての教え方
おすわりの教え方
おすわりは犬の基本中の基本です。まずは、正しいポジションでの座り方を教えることが重要です。根気が必要ですが、繰り返しリワードトレーニングを取り入れることで、犬にとっておすわりがポジティブな行動であることを理解させることができます。
リワードトレーニングは、犬のしつけに用いられる訓練方法のひとつで、犬が望ましい行動を示したときに報酬を与えることで、望ましい行動を強化する方法です。報酬としては、犬が大好きなおやつやおもちゃ、褒め言葉、遊びなどが使われます。
リワードトレーニングは、犬の学習においてよりポジティブな影響を与えることができ、犬の自信ややる気を高めることができます。また、犬にストレスを与えず、楽しく訓練を進めることができます。
リワードトレーニングでは、まず犬に求める望ましい行動を明確にし、その行動が出た際には即座に報酬を与えることが大切です。報酬は犬が望むものでなければ意味がありませんので、犬の好みに合わせた報酬を選ぶことが重要です。
また、リワードトレーニングは、犬の社会化やストレス緩和、行動問題の改善などにも利用されます。ただし、報酬に依存しすぎることや、報酬がないときには望ましくない行動をとるようになってしまうことがあるため、適切なバランスを保ちながらトレーニングを進めることが大切です。

具体的な「おすわり」の教え方は?
1.おすわりのポーズをとらせる
犬を呼び寄せ、おやつなどのご褒美を持って座ります。そして、手を犬の鼻の前に持っていき、手の上に犬の鼻をつけるようにします。そのまま犬が手の上に鼻をつけている間に、自然にシットのポーズをとらせます。この時、おしりが床につくまで待ちましょう。
2.「おすわり」と言葉をかける
シットのポーズをとらせたら、すぐに「おすわり」という言葉をかけます。犬がおしりを床につけている状態で、「おすわり」という言葉を発することが重要です。
3.リワードを与える
「おすわり」という言葉を発したら、犬にリワード(ご褒美)を与えます。最初は手おやつなどを持っていた方がいいでしょう。おすわりをしたら、おやつを与えてあげます。犬にとっておやつがうれしいものであると認識させることで、おすわりをすることが良いことだと学ばせることができます。
4.繰り返す
上記の手順を繰り返し行い、犬におすわりを定着させます。最初は何度も繰り返し、少しずつリワードを与える回数を減らしていき、最終的には「おすわり」という言葉だけでおしりを床につけることができるようになります。
以上が、「おすわり」の具体的な教え方になります。犬によって個体差があるため、すぐに覚えない場合もあります。ですが、丁寧にトレーニングを続けることで、犬が「おすわり」を自然に行うようになるでしょう。
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待ての教え方
おすわりができるようになったら、待てを教えてみましょう。待ては犬にとっても人間にとっても非常に重要なコマンドの一つです。基本的には、座った状態から始めることが多いですが、立った状態から始めることもできます。待てのトレーニングには、リードを使いながら少しずつ距離を広げていく方法が効果的です。また、犬が待ちきれずに動いた場合には、リードで制止し、正しい位置に戻すことが重要です。

「待て」の具体的な方法も知りたいです!
「待て」の教え方について、以下に具体的な手順をご紹介します。
1.犬に「おすわり」を教える
「待て」を教える前に、「おすわり」を教えておくと良いでしょう。犬が「おすわり」をできるようになったら、「待て」の訓練に移ります。
2.「待て」と言葉をかけて、手を上げる
犬に「待て」と言葉をかけながら、手を上げ、手のひらを犬に見せるような。手を上げることで、犬が目で追っている間に動かないようにします。
3.徐々に離れていく
手を上げたら、徐々に犬から離れます。最初はすぐに戻ってきて、「おすわり」を続けられるようにします。その後、離れる時間を徐々に長くします。
4.ご褒美を与える
犬が「待て」を守った場合は、ご褒美を与えましょう。最初はおやつなどのご褒美を与えると、犬は「待て」を守ることが良いことだと学びます。
5.繰り返す
「待て」の訓練は、繰り返し行うことが重要です。徐々に離れる距離を伸ばし、時間を延ばしていきます。そして、犬が「待て」を守れるようになったら、状況を変えて訓練を行います。
6.状況を変える
「待て」の訓練を、犬が他の犬や人に興味を持っている場所でも行うことが重要です。新しい場所で訓練を行い、犬に「待て」を守るように教えます。
以上が、「待て」の具体的な教え方になります。訓練は犬の個体差があるため、短期間で成果が出ない場合もあります。しかし、毎日繰り返し訓練を行い、徐々に犬に「待て」を覚えさせることが大切です。
おすわりと待ての応用トレーニング
おすわりと待てを習得した犬には、より複雑なトレーニングを行うことができます。例えば、リードを使わずにコマンドに従わせるトレーニングや、おすわりの状態から待てに移行するトレーニングなどがあります。また、おすわりや待てを習得することで、犬がより多くのコマンドを学ぶための基礎を作ることができます。
おすわりと待てのトレーニングのコツ
おすわりや待てのトレーニングには、以下のようなコツがあります。
- 犬が十分に運動した後に行う
- 環境を落ち着かせる
- リワードトレーニングを活用する
- 犬のテンションを管理する
- 短い時間を設けて繰り返しトレーニングする
- コマンドを明確に発声する
- リードやハーネスの使い方に注意する
- 犬の個性を理解する
これらのコツを押さえることで、より効果的なおすわりや待てのトレーニングができるようになります。また、トレーニングの進み具合によっては、犬のトレーニングを専門に行うトレーナーに相談するのも有効ですね。
「おすわり・待て」を教える理由は?
1.礼儀正しい行動の習得
犬は社交的な動物であり、人間や他の犬との交流の中で礼儀正しい行動を身に付けることが重要です。「お座り」や「待て」のようなしつけを習得することで、犬はより礼儀正しい行動を身に付けることができます。
2.安全な状況の維持
「待て」の訓練は、危険な状況に陥る可能性のある時に、犬が待っている間に危険が回避されることを保証するために役立ちます。例えば、道路を横断する際や、他の犬に興奮している時などです。
3.コミュニケーションの促進
「お座り」や「待て」といったしつけを身に付けた犬は、飼い主とのコミュニケーションがスムーズになります。犬がよりよくコマンドを理解し、適切に応答することで、よりよい関係が築かれます。
以上のような理由から、犬に「お座り」や「待て」を教えることが望ましいとされているのですね。
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まとめ
おすわりと待ては、犬のしつけの基本中の基本です。正しい教え方を行い、リワードトレーニングを取り入れることで、犬がおすわりや待てがポジティブな行動であることを理解させることができます。また、トレーニングの進み具合に応じて、犬のトレーニングを専門に行うトレーナーに相談することもできます。
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