老犬(シニア犬)がドッグフードを食べない!原因や理由、対処法は?工夫・注意点も!

シニア犬

シニア犬がドッグフードを食べなくなると心配になりますね。

我が家の愛犬もシニアになり、色々と気になることが出てきました。

愛犬にはいつまでも元気でいて欲しい!でも年齢を重ねると注意すべき事もでてきますよね。

今回は、シニア犬がドッグフードを食べない!原因や理由、対処法は?食事の工夫・注意点などをご紹介します。

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シニア犬がドッグフードを食べない!原因や理由は?

シニア犬食べない理由

シニア犬がご飯を食べない時の主な原因・理由には「加齢による変化」と「病気による影響」が考えられます。

『加齢による変化』と『病気による影響』に分けてポイントを絞ってご紹介しますね。

加齢による変化

シニア犬の加齢による変化で考えられる原因・理由を8つ挙げてみました。

    1. 基礎代謝・運動量・筋肉量の低下
    2. 内蔵・消化機能の低下
    3. 飲み込む力の低下
  1. 嗅覚・味覚の低下
  2. 食べ物の好みの変化
  3. 口がうまく開けられない
  4. ストレス
  5. 食べる環境

1つずつ紹介していきますね。

1.基礎代謝・運動量・筋肉量の低下

歳を重ねるとともに基礎代謝・運動量・筋肉などが低下していきます。

消費エネルギーが少なくなれば食べる量も減ってしまいますよね。

無理強いはやめましょう。

2.内蔵・消化機能の低下

内蔵の機能が低下することで食欲に変化が現れることがあります

時には、便秘が続いて食欲が落ちることもあります。

日々の変化を見逃さないようにしたいですね。

3.飲み込む力の低下

食べ物をうまく飲み込む力の低下が原因となることもあります。

常に食べる様子にも目を配ってあげたいですね。

4.嗅覚・味覚の低下

加齢で嗅覚・味覚機能が低下する場合があります。

食べ物の匂いを感じにくくなり食欲がわかないことがあります。

人間だって、風邪で鼻がつまった時には味が分からず食欲も湧かないですものね。

5.食べ物の好みの変化

不足した栄養素を含む食べ物が食べたくなり、食べ物の好みが変わる場合があります。

また、高齢になると頑固になり、特定の食べ物に固執する場合もあるそうです。

状況に応じた柔軟な対応を心掛けたいですね。

6.口がうまく開けられない

シルバー犬の後期には口がうまく開けられなくなることがあります。

食べやすい大きさ・柔らかさなどの工夫工夫をしてあげたいですね。

7.ストレス

ストレスにより脳から「食べなくていいよ」というシグナルを受け、食欲が低下することがあります。

特にシニア犬はストレスへの耐性が低くなるので、ストレスフリーな環境作りを心掛けたいですね。

お願いします!

8.食べる環境

食べる環境によって、食べたくても食べられないことがあります。

フローリングなどの滑りやすい床に食器を置いている場合、筋力や関節の動きが弱っているシニア犬には体を支えることが難しくなり、食べたくても食べられない場合があります。

食べる環境には気をつけたいですね。

病気による影響

次は、病気によるシニア犬のドッグフードを食べない原因を調べてみました。

  1. 歯や口の中のトラブル
  2. 認知症による認知能力の低下
  3. 体の痛み

こちらも1つずつ紹介していきます。

1.歯や口の中のトラブル

歯や歯茎に痛み、ぐらつき、口の中のできものなどが原因でご飯が食べられないこともあります。

お口の中の衛生状態にもしっかりと目を配ってあげたいですね。

2.認知能力の低下

認知能力低下により、ご飯だという認識が出来ない、食べ方がわからないということがあります。

不安や心配から苛立ったりすることもあるかもしれませんが、決して怒鳴りつけたりしないで下さいね。

3.体の痛み

関節などの体の痛みから食欲が減少することもあります。

こんな時に気軽に相談出来るよう、かかりつけ医はきちんと見つけておきましょう。

大切な家族である愛犬が、健やかに日々を過すヒントにでもなれば嬉しいです。

シニア犬がドッグフードを食べない!対処法は?

シニア犬食べない対処法

シニア犬がご飯を食べない時の対処法は、『食べさせ方を変えること』です。

無理に食べさせるのではなく、変化を与え食べることに興味をもたせること、環境を整えることで食べやすくしてあげることです。

今日から簡単に始められる方法を4つピックアップしてみました。

  1. 適度な運動
  2. 食器や滑り止め
  3. ご飯の与え方を変える
  4. 量と回数

1つずつ見ていきましょう。

1.適度な運動

運動が足りないとお腹もすきにくいです。

毎日の散歩の際にちょっとした運動やゲームを取り入れてみてはいかがでしょうか?

100円ショップでも沢山のペット用品が溢れてますが、特別な材料は必要ありません。

飼い主の着なくなった服やタオル、空のペットボトルなどで作ることができますよ。

飼い主さんの匂いの付いた手作りおもちゃなら、愛犬も警戒することなく安心して遊んでくれますね。

特にストレスがある場合は、食事前に軽く触れあったり遊んだりすることがストレス解消につながります。

2.食器や滑り止め

シニア犬に合わせた食器の位置にしてあげましょう。

少し高くして、床が滑りやすければ滑り止め対策もしてみましょう。

100円ショップのベビー用品が以外と役立ちますよ~。

体がふらついたり、首が曲がっている場合などには動きに合わせて食器を持っていてあげたほうが良い場合もありますね。

食器の形が合わずに食べづらいこともあるので、食器を替えてみるのも手でしょう。

気分転換にもなりますよね。

3.ご飯の与え方を変える

スプーンや手の平で与えたりすると食べてくれる場合もあります。

普段と違うことが、特別感に繋がるのかもしれませんね。

また、自分が食べて見せるのも手です。

「美味しいよ」と食べ物を愛犬の口元にもっていくと食べてくれることもあります。

人が美味しそうに食べる様子を見てると不思議と自分も食べたくなることがありますよね。

なるほど~!

4.量と回数

少量を数回に分けて与えてあげてみて下さい。

途中で散歩に連れ出し、お外で少しずつ食べさせてあげるという方法もありますね。

普段と違う景色の中での食事は意外と食欲を向上させる効果があるのかもしれません。

散歩途中で友達と会って気が変わり、食べる!なんてこともありますよ。

いかがでしょうか?

実際に私も試した方法ですが、意外と効果があったものを挙げてみました。

興味のある方は是非、お試しくださいね。

シニア犬がドッグフードを食べない!食事の工夫や注意点は?

シニア犬食べない工夫

ずばり、食事の内容を変えることです。
「食材」を丸ごと変えるのでは無く、アレンジを変えるのです。

興味を持って頂けたものから始めて下さったら幸いです。

  1. トッピング作戦
  2. ローテーション作戦
  3. チェンジ作戦
  4. 手作り作戦

1.トッピング作戦

好みそうなものをトッピングしましょう。

愛犬の好みそうなものを先ずはトッピングしてみましょう。

例:肉や野菜、チーズ、豆腐などなど・・・
(もちろん、絶対NGな物やアレルギーなものはダメですよ)

2.ローテーション作戦

ご飯の内容を変える。

いつもと違うドッグフードや食材を何種類か用意してみてはいかがでしょう。

そして、ローテーションしながら与えてみるのです。

今、何を必要とし好んでいるのか?何を遠ざけているかを把握することも出来るのではないでしょうか?

3.チェンジ作戦

特に歯に問題が多いシニア犬には柔らかい食材を利用しましょう。

例えば、ドライフードをふやかしたり、缶詰やウェットタイプにチェンジするのです。

人間でも歳を重ね歯が悪くなってくると固いものより柔らかい物をこのみますよね。

同じですね~。

さらに飲み込みが難しいシニア犬には、肉汁や野菜の茹で汁やだし汁など水分を増やしたものが食べやすいでしょう。

パサパサした物は食べづらいですよね。

ミキサーでペーストやスープ状にしたり、とろみを使用するのもいいですよ。

4.手作り作戦

手作りにチェンジしてみよう!
※安全な範囲でが前提ですよ!

色々な食材を使うことにより食べることの楽しみを思い出して貰い、食欲向上に繋げます。

そして徐々に、状況に応じ「少し温める」「炒める」などして匂いを変えまます。

食欲を刺激できるかも!

どんなに高価で好物な物でも毎日続けば飽きるものですよね。

それと同じですね。

大好きな愛犬に笑顔で美味しく毎日食事をしてもらう為にはどうするべきかを考えながら私たち家族が試した作戦です。

まとめ

以上、「老犬(シニア犬)がドッグフードを食べない!原因や理由、対処法は?工夫・注意点も!」をご紹介しました。

シニア犬って独特の可愛らしさがあってたまりません。

人間の年齢にすると、いつの間にか自分より年上になった我が家の可愛いシニア犬。

飼い主だけど、逆に見守ってもらっている感じです(笑)

ワンちゃん大好き!

シニア犬の可愛い愛犬と楽しい時間をお過ごし下さい(^^)/

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