老犬(シニア犬)のお散歩は、寒い日はどうしていますか?
運動はさせたいけど、老犬にとって真冬の寒さはどうなの?
老犬の寒い日の散歩、気になりますね。
そこで、体力が落ちてきた老犬ちゃんに、寒い日の散歩はどうなのか調べてみました。
今回は、老犬(シニア犬)の寒い日の散歩は?メリット・デメリットや注意点、寒さ対策などをご紹介します。
老犬 寒い日の散歩は行った方が良いの?

寒い日でも、健康のために散歩は行った方がいいです。
ただし、一部の元気な老犬に限ります。
散歩(運動)はワンちゃんにとってとても大事です。
その一方で、無理して散歩させてしまうのは、非常にリスクが大きいです。
散歩を控えた方がいい老犬には、以下の2つ特徴が挙げられます。
1つでも当てはまる老犬は、寒い日の散歩を控えた方が良いですね。
寒い日の散歩を控えたいワンちゃんとは?
- 小型犬
- 継続した運動をしていない老犬
1つずつ説明していきますね。
1.小型犬
小型犬の多くは、寒さに強くありません。
体毛の構造によっても変わります。

体毛の構造?
犬の毛の構造には、シングルコートとダブルコートがあります。
犬種によっては、毛が2重構造になっています。
上毛をオーバーコート、下毛をアンダーコートと呼びます。
- シングルコート…オーバーコートのみ
- ダブルコート…オーバーコートとアンダーコート
と呼ばれます。
シングルコートの犬は寒さに弱い犬種が多いです。
短毛の犬種も寒さが苦手なようです。
寒さが苦手な犬種は?
- トイプードル
- チワワ
- パグ
- パピヨン
- ポメラニアン
- ブル・テリア
- イタリアン・グレーハウンド
- ミニチュア・ピンシャー
- ボストン・テリア
- フレンチ・ブルドッグ
など。
犬は、雪の中で駆けずり回るイメージがありますが、全ての犬ではないのですね。
体力や筋力がある程度ないと、寒い日の散歩は負担が大きくなってしまいます。
2. 継続した運動をしていない老犬
老犬期のワンちゃんは体力が落ちてきます。
散歩も大変になる老犬もいますよね。
そんな老犬ちゃんは寒い日の散歩は避けた方がいいです。
体への負担が大きくなります。
散歩ができない代わりに、おもちゃで遊んだり、窓際での日光浴がオススメです。
日光浴は人間と同じでワンちゃんにもとっても大事なんですよ。

寒い日はお家でゆっくり遊ぼうね。
ずっと室内にいるのもストレスの原因になります。
リフレッシュのため、庭や家の前に短時間出てみるのもおすすめです。
老犬の寒い日の散歩 メリットは?

寒い日でも老犬を散歩に連れていくメリットは、大きく4つあります。
- 体力低下の予防
- リフレッシュ
- 日光浴
- 脳が元気に!
1つずつ説明しますね。
1.体力低下の予防
筋肉量や体力の低下を防ぎます。
毎日散歩をすることで、基礎体力が守られます。
いつまでも元気でいてほしい!
飼い主はみんなそう思っています。
無理がなさそうなら散歩にレッツゴー!

あくまで体力のある老犬ちゃんですよ~。
2.リフレッシュ
散歩はとてもいいリフレッシュになります。
ワンちゃんは、ずっと部屋の中で過ごしているとストレスの原因になります。
外で歩く散歩がストレス発散につながります。
3.日光浴
日光浴が犬にはとても大事です。
日光浴は人間と同じく、ワンちゃんにも大事!
短時間でも日光浴をさせてあげたいですね。
幸せ気分になれるよね。
4.脳が元気に!
脳が元気になるということも、散歩によるメリットです。
歩くことは、老犬ちゃんにとって非常に良い刺激となります。
脳のためにも散歩はオススメですよ。
老犬の寒い日の散歩 デメリットは?

体調不良になることがあります。
老犬になると寒い日の散歩は、体への負担が大きくなります。
体温調節がうまくできない可能性もあります。
散歩に行った時は、帰宅後のケアをしてあげましょう。
体を拭いて、暖かくしてあげます。
寒い日の散歩は、体力があるワンちゃんだけ!

無理しないのが一番ね。
注意点

老犬の寒い日の散歩、注意点を6つあげてみました。
- 防寒対策をする
- 寒さに慣らす
- ウォーミングアップ
- 歩くペースを合わせる
- 日なたを選ぶ
- アフターケア
1つずつ説明しますね。
1.防寒対策をする
防寒具などを着せて寒さから守りましょう。

どんな物があるの?
- セーター
- ジャケット
- レインコート
- ブーツ
- 靴
色々な物が売られていますね。
老犬は、体温の調節が難しい事があります。
ヒートショックなどから守るため、寒暖差を感じされないようにしたいですね。
2.寒さに慣らす
外に出る前に、寒さに慣らしましょう。
外に出る前に、廊下や玄関などで寒さに慣らしてから外に出るといいですよ。
急に冷たい外気に触れると、負担が大きくなりますね。
3.ウォーミングアップ
老犬はウォーミングアップがおすすめです。
老犬は関節や筋肉がこわばりやすいです。
外に出る前に、ウォーミングアップがおすすめです。
- 「立つ」→「座る」を繰り返す
- マッサージをする
などしてあげるといいですよ。
4.歩くペースを合わせる
散歩の量やペースを、老犬に合わせて上げましょう。
息遣いや立ち止まる頻度を見ることも大切です。
体調に変化がないか、元気が無くなっていないか、チェックしながら行きましょう!
5.日なたを選ぶ
日陰は寒いほかに、路面凍結の可能性もあります。
日光浴も兼ねて、日なたを歩くようにするといいですよ。

滑って、関節を痛めたら大変!
6.アフターケア
帰宅後は体を拭いて、暖かくしてあげましょう。
顔や手足、尻尾等が冷えているかもしれません。
この5つを意識しながら、ワンちゃんをよく観察しながら、寒い日の散歩を楽しみましょう。
まとめ
以上、「老犬の寒い日の散歩は?メリット・デメリットや注意点、寒さ対策も!
」をご紹介しました。
老犬にとって寒い日の散歩は、必ず必要という事ではないですね。
老犬の体調をよく観察して、判断したいと思います。
寒い日は、窓際でワンちゃんと日向ぼっこも良いかも!
家の老犬ちゃんは、日なたで寝るのが大好きです。
とにかく、老犬ちゃんには無理は禁物です。
いつまで元気でいて欲しいですね。
可愛い老犬と楽しい時間をお過ごし下さい(^^)/
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