老犬になるとあまり歩かなくなりますね。
老犬のお散歩っていつまで必要なのでしょう?
大事なワンちゃんだから、なるべく良いことしてあげたい。
そう思う飼い主さんも多いはず。
もちろん私もその1人です。
今回は、老犬の散歩はいつまで必要?理由や時間・頻度、散歩の方法や注意点などをご紹介します。
老犬の散歩はいつまで必要?

「生涯散歩を続けること」が理想的です。
毎日散歩をすることで健康に過ごせます。
外の空気や、日に当たるだけでも老犬の健康にはとっても大事です。
体の状態によっては散歩自体ができない事もありますね。
歩けない時は、ペットカートを利用してもいいですよ。
途中まで歩いて、歩けなくなったらペットカートに乗せてあげでもいいですよね。
歩行補助のハーネスを使用するのも効果的です。
ハーネスとは、胴輪の事です。
ワンちゃんの体に装着します。
歩行補助のハーネスは、歩く事が困難になったワンちゃんのサポートができます。
首輪では無く、負担の少ないハーネスを使う人も増えていますよ。
歩行補助ハーネスの選び方
飼い主の少しのサポートで、老犬が楽しく歩けたらいいですよね。
選び方のポイントをピックアップしてみました。
- フィットしているもの
- 装着部分をしっかり支えられるもの
- 歩行をサポートできるもの
-
- 老犬の負担を少なくして、さあ!お散歩にいきましょう。

無理はしないでね。
散歩が必要な理由は?

老犬に散歩が必要な理由を、3つあげてみました。
老犬に散歩が必要な3つの理由
- 健康な体を維持
- 安定した精神を維持
- 足腰を鍛えられる
1つずつ説明していきますね。
1.健康な体を維持
外に出て土や空気に触れる事で、免疫機能にいい刺激を与える事ができます。
健康状態や生活リズムを維持する事に効果的です。
さらに認知症予防にも効果的です。
2.安定した精神を維持
精神安定が期待できます。
散歩に出掛けて日差しを浴びる事で、セロトニンという物質が分泌されます。
それにより、精神の安定が期待できます。
セロトニンは、別名しあわせホルモンと呼ばれています。

しあわせホルモン…素敵!
セロトニンには精神や体内時計を安定させる働きがあります。
睡眠の質も上がり、夜泣きの防止にも期待できますよ。
3.足腰を鍛えられる
歩くという行為を続けるだけでも足腰を鍛えられます。
老犬になると…
- 家にいても横になる事が多い
- 散歩に連れて行ってもすぐに息が荒くなる
体がきつい時はゆっくり休むのが必要です。
動けそうなら、足腰の為にもなるべく散歩に出たいものですね。

散歩には色々な効果があるのね!
老犬の散歩 時間・頻度は?
5分でも1時間でもOK!1日1~2回が目安です。
外の空気に当たるだけでも、ワンちゃんにはとても良い刺激になります。
老犬には無理は禁物です。
老犬に合わせて時間を調節しましょう。
老犬を散歩に連れて行く際、季節ごとの暑すぎる時間、寒すぎる時間は避けておきましょう。
老犬に負担がかかりにくい時間帯がいいですね。
回数としては、1日1回〜2回行けると理想的です。
老犬の散歩 注意点は?

老犬を散歩に連れて行く際の注意点は、大きく分けて3つあります。
老犬の散歩での注意点
- 老犬の状態によって調整すること
- 体調等に不安があれば獣医の指示に従う
- 季節ごとに注意点が異なる
1つずつご説明します。
1.犬の状態によって調整すること
老犬によって疲れやすさは違います。
5分歩いて疲れる老犬もいれば、1時間歩いても平気な老犬もいます。
愛犬がどれほど歩けるかを気にしながら、散歩を続けましょう。
また、老犬は体がこわばりがちです。
老犬は、関節のトラブルも多いですね。
散歩前に「座る→立つ」を数回繰り返したり、マッサージをしてみましょう。
ウォーミングアップになっていいですよ。

ウォーミングアップなんて知らなかった!
老犬の体のためにもやってみよう!
2.体調等に不安があれば獣医の指示に従う
運動器疾患があり治療中の犬や足腰に不安のある老犬の場合、動物病院で相談し獣医の指示を仰いでください。
病気を悪化させてしまっては、元も子もないですね。
治療中の老犬は、おうちで安静にしましょう。
飼い主さんが寄り添ってあげれば、老犬も喜びますね。
季節ごとに注意点が異なる
季節の中でも、夏の暑さ、冬の寒さによって、注意点が大きく異なります。
【夏】
老犬は体温調節がしづらいので、熱中症には特に注意です。
こまめな水分補給も大事ですね。

飲み水を持参しなくちゃ!
加えて、老犬になると肉球が薄くなっている事があります。
熱いアスファルトで足を火傷する可能性があります。
少しでも涼しい時間帯に外出しましょう。
昨今の夏の暑さは異常です。

熱いの嫌だ~。
真夏は無理せずがポイントですね。
【冬】
寒さで冷えると関節炎が悪化したり、お腹が緩くなったり、心臓に影響したりします。
できるだけ暖かい昼間の時間帯に散歩行きましょう。
必要なら洋服を着せて、暖かい格好でお出かけしてください。

可愛い服がたくさん売ってますよ。
地面が凍りつく地域であれば、直接接する肉球が切れたり凍傷になったりすることがあります。
散歩前か帰った後にクリームを塗って、ひび割れ対策するのがおすすめです。
小型犬の場合は、背が低い分、地面の熱さや冷気が伝わりやすいです。
特にプードル・マルチーズやヨークシャー・テリアなどシングルコートの犬は寒さも感じやすいです。
寒暖の激しい季節は気をつけましょう。
オーバーコートだけの1重構造の毛の生え方です。
それに対するのが、ダブルコート。
こちらは、オーバーコートの下にアンダーコートを持つ2重構造です。

ダブルコートは生え替わりがあるのよね。
ダブルコートのワンちゃんは、春と秋に生えかわる「換毛期」がありますよ。
ダブルコートのワンちゃんはアンダーコートを増減することで、体温調節をします。
まとめ
以上、「老犬(シニア犬)の散歩はいつまで必要?理由や時間・頻度、散歩の方法や注意点」をご紹介しました。
我が家の愛犬も老犬です。
私は老犬のゆっくりした感じが大好きです。
毎日の散歩ってちょっと大変な時もあるけど、最高の癒し時間でもありますよね。
ワンちゃんのためにも、散歩にでかけましょう。
可愛い老犬と楽しい時間をお過ごし下さい(^^)/
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